なんとも久しぶりに実家に帰る。
実家と言っても私の生家ではなく、親の実家
つまりは元祖父の家
親父が長男と言う事で、家を継いだので一応は実家になる。


実家が生まれ育った地では無いというのは寂しいもので
付近を散歩しても、断片的にお正月とかの記憶が蘇るが
さしあたって、感慨深いものもないし、
小学校や中学校の時の友達にばったりと言う事もない。
しいて言えば、この付近はみんな親戚なので
退屈や窮屈な思いはしない事だろうか


皆が皆、それぞれの家を自分の家のように扱っており、
家でボーっとしてると、いつのまにか親戚のおばさんが
隣にいるというのも良くある事、今回もそんな来客がいくつかあった
前回会った時に話した内容の繰り返し、多分次に会ったときも
同じ事を話すのだろう。それもまた善しである。


距離的にも車ですぐに行けるし、仲も悪いわけでもない。
18で家を出て一人暮らしを始めたから、実家を出てから早10年になる。
これ位の年になって初めて実家の心地よさと親のありがたみが解るとは
いささか遅すぎかなとも思うが、親孝行したい時には親は無し
にならないようにしなくてはな とか思った休日。